質問に答えるうちにまとってる鎧を脱がされていく快感。
http://lfk.hatenablog.com/entry/2015/08/17/22454
上記エントリの川添さん(id:kkzy9)と卯野抹茶さん(id:macchauno)さんの対談を聞いていて、とても気持ちがいいなぁと思ったんです。深夜0時過ぎに。そして興奮のあまり寝付けなかったんですが。
第一回 対談、はてなブロガー「短歌の目」の卯野さん - Letter from Kyotoめっちゃ面白い。実況しながら聴きたい。ズレを含みながらも話してるうちに互いの思考や感性が丸裸になってく感覚がたまらなく気持ちいい。今夜眠れなさそう。
2015/08/18 00:13
お互い一致しているところもずれているところもあって、それは人だから当たり前なんだけど、受け答えを交わすうちにブログや短歌への思いや考えが丸裸になっていく過程が面白くて気持ちよかった。喋ってるほうは割とあせあせしてたりするんだけど、他者からの問いを媒介にして思いもよらない自分の本心みたいなものが引き出されるのは痛くも気持ちいい。マゾヒスティックな意味ではなくて。夜中に知的好奇心や言葉についての思考を揺らされ突かれてしまっては寝付けるものも寝付けません。
ある程度大人にならないとできない作業だなあ、と思ったのでした。
interestingという意味でとても面白かった。川添さんの話す間合いと話題への緩急の付け方が絶妙だし、卯野はんも頭の回転の早いクレバーな感じがまた面白くて。こういう話ができる人になりたいと思った次第。
— ねぎ*なぎさらさ (@ccmnt_) 2015, 8月 17
時々こう、お二方とも前提をひっくり返すようなことを言うのがまた面白かったです。意識せずともボケとツッコミがぐるぐる回っている感じ。
卯野さんがボランティアとして『短歌の目』を主宰している、という話も聴けてよかった。卯野さんが『短歌の目』という場所をボランティアとして用意してくれているなら、その場所をどう回していくのかを考えたら自ずと自分の関わり方も見えてきたので。
短歌への見方を聴けたのはとても参考になって、なるべく平易な言葉を使うというのはわたしも心掛けていることなので(たまに練習でそれ以外の言い回しも使いますが)うんうんと頷いてました。今度はその言語感覚がどこから来てるのか聞いてみたくなったりもしました。もっと踏み込んで。

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何を書いても結局は「面白い」にしかならなさそうな自分の語彙力と文章力を恨めしく思いつつ、今回『短歌の目』への感想が多く寄せられていることに自分の中で小さな手応えを感じている、そんな夏の終わる気配をかすかに感じている日でした。