手作りレンズキャップホルダーと作り方
写真を撮りに行くとき、どんな服装で行くだろうか。わたしの場合、パンツスタイルよりスカートのほうが動きやすいし夏涼しく冬暖かいこともあって、写真を撮るときでもスカートを履いていることが多い。このあたりの感じ方は個人差なんだけど。
で、スカートで写真を撮ってて困るのは、ポケットがないこと。何が困るのかって、レンズキャップをぽんっと入れることができない。アウターを着る時期ならそのポケットに突っ込んでおけばいいんだけど、春夏になると入れる場所がない。撮影会で同行者にレンズキャップをずっと持たせていた反省から、レンズキャップをどうにかできないか調べてみた。
あった。
レンズキャップホルダーなるものが。
ストラップに取り付けて、ポケットを増やすのだ。
が、しかし。市販品のレンズキャップホルダーはどうにもかわいくない。見た目がかわいいとお値段がかわいくない。
ならば作ればいいじゃない…という、どこかで見たことがあると思いきやカメララップと同じアントワネットメソッド*1に行き着いたのでした。baumkuchen.hatenablog.jp
これは1~2時間くらいで作れます。
手作りレンズキャップホルダー 材料
- フェルト 20cm×20cm 2色を1枚ずつ(表裏になります)
- リボン 10cm
- ナスカン 1個
- スナップボタン 1組
- アップリケ、ビーズ、リボンなど(おこのみで)
もともと持ってる資材もあったので、材料費は500円くらい。
買うとなると倍以上はするので、お気に入りのものを安価に作れるのってやっぱり楽しい。
手作りレンズキャップホルダー 作り方
- レンズキャップに合わせてフェルトを裁つ
レンズキャップより2回り大きいサイズの円を表2枚、裏2枚で計4枚裁ちます。
これはレギュラーソリュブルコーヒーの小瓶に合わせて型を取った記憶。
多少ガタガタでも大丈夫。
- 裏面にスナップボタンをつける
しっかり縫い止めておけば大丈夫。スナップの裏が汚くてもいいんです、見えないから。
高さと位置だけ合わせればいいのです。
- 裏面にナスカンを通したリボンをつける
スナップのメス(凹)がついている面の裏に、こんな感じに縫い付けます。
入れるものが軽いので神経質になって細かく縫わなくても、抜けない程度でいいです。
ナスカンじゃなくてDカンをつけてストラップに通してしまうのもありです。
- 表面をデコる
わたしは羊毛刺繍をしたので(右)、ここに一番時間がかかってます。
左はカメララップとお揃いのレースで作る花。
普通あまり羊毛刺繍なんてしないと思うので、市販のアップリケを貼ったり、ビーズを縫い付けてみたり、レースを貼り付けてみたり、そんな感じで好きに遊んでください。
ナスカンがぐるぐる回るので、両面に柄をつけたほうがきれい。
- 表と裏を合わせてかがる
デコった表面のフェルトとスナップをつけた裏面のフェルトを合わせて一周ぐるりとかがります。
縫い目もデザインの一部だ、くらいの感覚で縫っちゃってます。
- 2枚を合わせてかがる
実際にレンズキャップを入れたりスナップを留めてみたりして、開閉・取り出ししやすい深さを決めて、細かくかがり縫いします。
これにて完成です。
表
裏
使ってるところ
ストラップが長いのは斜めがけするためだったりする。k-7を斜めがけしてGRD3をまっすぐ提げてたりしますので。翌日首肩痛いけど。
レンズが古いのはあまり気にしないでください。祖父の形見なので…。
「ここが定位置!」と決まってるから手が塞がることもなくすこともないし、リボンで余裕を持たせてあるので撮影時に邪魔になることもないです。
これを使うようになってから、撮るまでにもたつくことが格段に減りました。レンズキャップの行方を心配しなくてもいいって地味に大きい。
しかもかわいい。お気に入りです。
ここまできたらストラップも…と言いたいところですが、やっと家のミシンと和解したけどどう考えてもカメラとレンズの重量に耐えられるものを作れなさそうなのでやめておきます。
お気に入りのカメララップとレンズキャップホルダーで遊ぶカメラライフ、とっても楽しいです。
*1:わたしのハンドメイドはだいたいこんな動機である