短歌の目 第0回:2月 あたしまだまだ卒業できない
短歌詠もうぜ!
という企画がはてなでも始まりました。めでたい。
短歌ってとってもハードルが高い気がするけど、五七五七七の三十一文字に乗せて想いをざっくり文字にすればいいっていう楽しい世界です。たとえばこのブコメとか。
今月のお題 - はてな題詠「短歌の目」小雪舞う乗換待ちのバス停でちいさく飛び跳ねブクマを残す
2015/02/09 17:03
レトリックだとか小難しいことを考えないで溢れる想いを三十一文字にぶつけてください!わたしはそういうのが読みたいです!あなたの短歌が読みたいんです!さあ一緒に詠んで読みましょう!雑歌!挽歌!相聞歌!そしてはてな短歌を盛り上げましょーっ!トゥギャザーしようぜ!
とハイテンションになりましたが、つまりはゆるっとざくっと短歌詠もうよってことです。
題詠ということでお題は詠んでいますが、ゆるゆるフリーダムに詠んでしまいすみません…「なんじゃこりゃあ!」ってふざけたものもいくつかありますが、ざっくり楽しく詠んだということで…甘えさせてくださいませ。
気に入った歌があれば引用スターいただけると歌い踊ってよろこびます。
主宰の卯野さん、場を設けてくださりありがとうございます。よろしくですー。
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1.白
告白をするのは愛だけではないと知った 罪を見透かされた日
2.チョコ
いつまでもチョコ一粒でご機嫌を取れるこどもでいられないのに
3.雪
灰色の空から次々落ちる雪 まるで君を連れていく羽根
4.あなた
たわむれに呼んでみたの「ねえ、あなた」もうわたしたち戻れないよね
5.板
まな板の上に乗せるならもう少しお手柔らかにね 割れ物注意
6.瓜
瓜売りが瓜売りに来てノリノリで瓜投げ瓜食べ瓜叩き割る
7.外
新幹線 中に漂う551 外には流れる727
8.夜
「朝は嫌い。どこにも隠れられない」と残して君は夜に隠れた
9.おでん
ちくわぶを知らぬ名古屋の実家では味噌だれ乗せておでん頬張る
10.卒業
写真だけ笑顔のままでひとり泣く あたしまだまだ卒業できない
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