さらさら録

日々のさらさらの記録

夏は、凍らせたレモン水を持って出かけよう

会社での飲み物事情

今までの会社では、夏は出勤したらまず給湯室の冷蔵庫に寄って、お弁当を冷やして水出しの紅茶を作るのが習慣だった。
適当なフレーバーティーのティーバッグと水を500mlの広口ボトル*1に入れて冷やしておけば、家から持ってきた水筒のお茶を飲み切る頃には飲み頃の紅茶ができてる、というわけ。
1社しかない自販機で120円出して好きじゃない飲み物を買うより、好きな飲み物を飲みたかった。なぜか近所にコンビニがない会社ばかり渡り歩いてるおかげで選択肢はとても狭かったし。
伊藤園のTea's Teaシリーズがお気に入りだった。


ところがどっこい。*2
今の会社には冷蔵庫がない。
あるにはあるけど、自分のフロアにはなく保健管理室の配下にある。なので自由に使えない。しかもちょっと効きが悪い。
なので、水出し紅茶自作は諦めた。
諦めたけど、飲み物は飲みたい。冷たくてさっぱりとしたのを。

レモン水にたどり着くまで

今までの経験やら何やらから、この飲み物危機を打開すべく案を出してみた。

1.種類豊富な会社の自販機で買う。

今の会社にはいろんな会社の自販機があって、選択肢はたくさんある。
しかし、120円だった500mlペットボトルが増税で130円になった。そしてわたしは契約社員となり給料は減った。
130円*20日はけっこうバカにならない。 却下。

2.家からもう1本水筒を持っていく。

今はサーモスのワンタッチ式の水筒を使っているんだけど、その前に使っていた象印の水筒もある。
THERMOS 真空断熱ケータイマグ 【ワンタッチオープンタイプ】 0.5L ミント JNL-500 MNT
ZOJIRUSHI ステンレスマグ 【480ml】 ミント SM-JB48W-AM
どちらもミントブルーなのは完全に趣味。
だけど、いくら軽量化されてるとはいえ、2本は重い。
徒歩バスバス徒歩通勤で真夏に負荷をかけるのはちょっとつらい。元々荷物多くて重いし。 却下。

3.ペットボトルに常温のお茶を入れて持っていく。

「冷たくてさっぱり」という前提を忘れた案。
家で淹れたお茶を常温で放置しておくと、どのお茶の種類でも酸化してるのか進むのかやたらと渋酸っぱくなるのが苦手。
夏場に常温で放置した自家製のお茶は衛生的にも怪しい。 却下。

4.お茶を入れて凍らせたペットボトルを持っていく。

高校生時代に流行ったメソッドを思い出してみる。そしてこの方法の最大の難点も思い出す。
それは、「最初に溶けた方は濃くて最後の方は薄い」。
あの濃ゆいお茶と、最後に残ったすっかすかのお茶色の何かの虚しさを味わうのは嫌だ。
ただ、そこさえ解決できたら悪くないんじゃないか…? 再検討。

5.お水を入れて凍らせたペットボトルを持っていく

お茶だと味が変わるなら水にすればいいじゃない。
家ではクリンスイを通したお水を飲んでいるけど、それを凍らせていけばカルキ臭さもないしちょうどいいじゃん。
でもただの水だと味気ないし、ポッカレモンがあるからそれ入れてみたらフレーバーウォーターっぽくなっていいんじゃないか? 採用!

凍らせたレモン水を持って仕事に行ってみた

500miのペットボトルにポッカレモン小さじ2と水450miくらい*3を入れてしゃかしゃか振る。
そして一晩凍らせて持っていく。
昼過ぎには半分くらい溶けている状態。

飲んでみる。
「…お、おいしい!」
レモンの酸っぱさが午後のだるさに効いてとっても気持ちいい。
懸念してた味の濃い薄いもまったく気にならなくて、するすると飲める。
ペットボトルだから持ち運びも軽いし、茶渋がつかないから洗うのが楽。

しかも、朝の通勤途中にこのペットボトルで頸動脈を冷やすと、首から上の汗がすうっと引くのもうれしい。
自立神経失調症のおかげで顔と頭皮にものすごく汗をかくのだけど、頸動脈を冷やしながら通勤するとそこまで悲惨なことにならない。
これはうれしい副効用。

凍らせたレモン水のペットボトルは、自分の中で、この夏の大発見。
名古屋生まれ名古屋育ちのくせに名古屋の夏が大嫌いなわたしだけど、凍らせたレモン水のおかげで少しだけ和解できそう。


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セリアで買ったパンダのペットボトルケースに入れてる。
デスクに置いておくとかわいくて癒されるしつっこまれるのでお気に入り。

*1:100円ショップにある

*2:と会社で言ったら年齢詐称疑惑をかけられた。これって死語なの…?

*3:満タンで凍らせると膨張して開栓時にプチメントスコーラ状態になる。経験者は語る

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