瞑想に失敗した話
この前、「そうだ、京都、行こう」よりもっと気軽な感じで「そうだ、瞑想、しよう」と思いついた。思いついたというより、とあるエントリたちを読んだからなんだけど。
★瞑想をすると脳の構造が変化する!? 集中力&記憶力がアップして不安&ストレスが減少するという科学的な検証★ ( 生活習慣病 ) - Pop Life In The Paisley Park Ⅱ - Yahoo!ブログ
アタマを軽くするための試案 - K Diary
ということで、朝晩2回短時間ずつから始めるといいという話もあったので朝の通勤時間にやってみようと考えた。スマホに瞑想専用のアプリもダウンロードして準備は万端だ。
瞑想のタイミングツール - Google Play の Android アプリ*1
いかにも効きそうな感じがする。これを聞いて瞑想すればきっとできるはずだ。そう思い、朝の通勤時間を迎えた。
バスに乗り込み、少しして運良く座れたのでさっそく瞑想開始。イヤホンをスマホに差し込んで最初のマントラを流す。おおおインドの寺院のような男性の声がする。音のタイミングに合わせて呼吸する。吸って吐いてを1と数えて、10まで達したら1まで戻るという方法でやってみようとした。この方法で何度か瞑想を試みていたので、たぶん大丈夫だろうと思っていた。
いーち、にーい、さーん、
\ポーン/
「次は◯◯、◯◯、お降りのかt\プィーッ/aお知らせください」
…………。イヤホンを最大音量にしていても容赦なくそれを突破して流れてくるアナウンスに見事に集中をかき乱されたのだ。
こればっかりはしょうがないな、とアプリを閉じてイヤホンをウォークマンに差し込んで、乗換のバス停に着いて降りたところで何だかものすごく気持ち悪いことに気がついた。
駄目だ今日しゃっきりしなくてゆるやかな不安発作が、たぶん気圧
— ねぎ*なぎさらさ (@ccmnt_) January 5, 2015
これ、今となっては原因がわかる。
瞑想に失敗してバッドトリップしたんだ、おそらく。前にも違法どころか脱法ですらない行為でバッドトリップを体験したことがあるけど、あのときの感じに似ている。瞑想はいいってイメージだけど、失敗するとけっこうなダメージを負う。恐ろしい恐ろしい。
熟練の者ならこの環境でもできるんだろうけど、自我と煩悩にまみれたわたしでは無謀だったようだ。
教訓。
初心者は、静かな家などの落ち着く場所でやること。
特に、精神病を患っている人は気をつけたほうがいいと思う。
瞑想といえば、このアプリがとってもおすすめ。
寝たまんまヨガ 簡単瞑想: リラックスした睡眠で不眠解消! - Google Play の Android アプリ
ただ、このアプリの難点(?)は、課金して他のパートを聞いてみようとしても、どれもイントロダクションはほぼ同じなので、本編に入る前に寝落ちすることが目に見えているところ。あっさり寝落ちしちゃうっていうのも、ある意味瞑想に失敗している気はする。
だけど、瞑想のエッセンス的なものを体験するのにはいいと思うんだ。
*1:はてなブログ、Google play貼り付けにも対応してくれないかなぁ