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さらさら録

日々のさらさらの記録

求職(無職)日記

前回から約1ヶ月、未だに職はない。

履歴書返してもらえばよかった

ハローワークの個別相談に申し込み紹介してもらった会社へ面接に行った。基本給12万、実家住まいでも住宅手当が5万*1という会社だった。そこでは営業事務としての簡単なペーパーテストがあり、販売額と粗利の計算があったのだが、入ってきた面接官のうち1人は応接室の椅子にふんぞり返って座り一言「◯◯大出てる人がこんな簡単な問題間違えませんよね」と言ってふんと笑った。いや営業事務経験があれば間違いようがないんだけど、嫌な予感がするなぁと思いながら面接を受けていたら案の定だった。仕事の説明や経歴よりも大学についての質問が多い。そして、妹の出身大学や職業や現住地まで聞かれた。これは明確にやってはいけないことなのでハローワークに通報した。
公正な採用選考について|厚生労働省
ふんぞり返った面接官に萎縮し、社長か会長とおぼしきよぼよぼのおじいさんに気を遣い、大学のことばかり聞かれ「うちで◯◯大卒の人の給料出せるかなー(笑」と言われ、とにかく消耗し疲労していた。面接のその場で履歴書返してもらって帰って来るべきだった。
後日、二次面接の案内があったけど、考えた末に辞退した。面接であれだけ消耗し悔し涙を流した会社で働ける自信はなかった。辞退の旨を伝えている電話の最中に先方から電話をガチャ切りされた。精神的苦痛と疲労から、ハローワークに辞退したことを連絡したあと寝込んだ。

大学の壁

前回もちらっと書いたしその前の面接でも書いたけど、ハローワーク求人で探していると卒業した大学がネックになることがとても多い。「あなたのような大学を出ている人が行くような求人なんてハローワークに出ることはない」とまで言われる。しかし、大学関係なさそうな転職サイトでは、年齢と転職歴ではねられてしまうし、転職サイト求人であってもやはり大学についてあれこれ言われる。行き詰まってハローワーク精神保健福祉士相談を利用したが、そこでもやはり大学について触れられる。大学に通っていた年数より社会人として働いている年数のほうがうんと長いというのに。愛知という土地*2は地元信仰が強く、また国公立信仰も強い。奨学金を借りてやっと大学に行ったのに、その返済を残しながらこうして求職活動をしていると、何のために大学に行ったのかわからなくなってくる。学びたいことがあって行ったはずだったのに。なんでこんなことばかり言われなければいけないんだろう。
卒業した大学じゃなくて、わたしを見て。

拾う神あり…?

前回書いたところとは違う派遣会社で紹介予定派遣を探し始めた。派遣会社の紹介予定派遣は住所と電話番号が空欄の履歴書と職務経歴書を提出する。そして、紹介予定派遣は面接が認められているので、派遣会社の担当も同行して面接を受けることになる。担当と事前に打ち合わせして、いいとこ探しをしてくれて、「何かあったらフォローしますから!大丈夫!」と言われて面接に臨んだ。担当者と事前に打ち合わせしていると、ずいぶん気楽に面接に入ることができて、口もなめらかに動いた。「なにもフォローすることがなかったです」「立ち居振る舞いも話し方も、この歳でこれだけできる人はなかなかいないですよ」と歴戦の派遣会社コーディネータから言われた。それでも落ちた。1社だけではなく数社。
落ちたは落ちたけど、自分の面接を客観的に見てくれる人がいたこと、そして特にダメな点がないことはひとつの自信になったけど、また結局は「どうしてダメなんだ」という回し車を回すことにもなったのである。baumkuchen.hatenablog.jp
派遣会社はいくつか登録したほうがいいと思った。一般派遣で大量に人数を送り込むのが得意なところもあれば、紹介予定派遣をばんばん取ってくるところもある。これは地方によって差がある話なので、一概にどこそこ社はこうで、とは言えないけど。事務職なら、転職エージェントより使えるかもしれない。

お盆とシルバーウィークとハロワの担当者

わたしの求職期間にはお盆とシルバーウィークが重なった。その間選考はストップするけど、失業保険の給付はもちろん出る。つまり残日数が闇雲に減っていく。バイトしようにもいつ面接が入るかわからない状況。お盆とシルバーウィークのおかげで、ハロワの担当者に「もっと早く俺のところに来ればこんなに残日数減らさなくて済んだのに」と言われた。雇用保険受給説明会の日に個別相談の利用を申し込んで、8月7日に初面談してもう6回目の面談なのに「まだ3回くらいしか来てなくて紹介できてないからな」と言われ、下の名前ちゃん付けで呼ばれる。「個別相談利用者のうち3ヶ月以内に80%が就職!」という貼り紙を見ながら、「わたしたぶん20%だ」とぼんやり思った。

ハロワの精神保健福祉士相談に行く

もうどん詰まりで「あーもう死ぬしかないのかな…」と思いながら乗ったハロワのエレベータで精神保健福祉士による相談の案内チラシを見つけた。わたしはその足でエレベータを降りて相談を申し込んだ。こうして同じ日に2回もハロワに行くことになった。しかもフロアも部屋も同じ。
精神疾患の既往歴があること、身体の病気があることも踏まえてひとつ公的制度の利用を提案された。そして、他の疾患の可能性も指摘され、セカンドオピニオンを勧められた。一気にそれだけ言わないで、というような状態になってキャパシティオーバーになってしまい友人に助けを求めぼろぼろ泣いた。
そこで話を整理していたら光明が見えたような気がして、さっそく諸々書類を取り揃えて役所に向かったけど、その制度の申請の審査には1ヶ月半かかると言われて役所で呆然とした。失業保険終わるじゃないか。

脳みそ*3の容量が足りない

求職活動をしていると、とにかくいろんな声に遭遇するしいろんな事態にも遭遇する。ハローワークに1度行くたびにあらゆることが脳みそから溢れ出してしまい、半泣きになりながら帰ってくる。学力的な意味じゃないところでわたしはとても頭と要領が悪い上に脳みその容量も小さいので、キャパオーバーになって完全に溢れてしまっているのだ。離人症性障害*4の発作を起こすことが増え、身体と脳みそが離れているような感覚にとらわれ、ふわふわと脳みそだけが宙を漂っている感覚になる。左手の甲を噛み、痛覚で脳みそを身体に取り戻そうとする。顎関節症になった原因である食いしばりが再発しているので、食いしばらないよう左手の甲を噛む。そういうわけで、すっかり左手の甲はぼこぼこになっている。
来年5月までは生きなければならないので、それまではなんとかこの世界に留まってなければならない。ちなみに、少し離れた土地で保健師をしている妹にわたしの状態を伝えても既読スルーされるが、両親の状態を伝えると即レスが返ってくる。妹からの頼みで、妹の代わりに両親も見なければならない。この家で一番若く、そしてわたし以外誰も認識していないけど一番状態の悪いわたしが。家のこともまた、わたしの足りない脳みそを侵食していて、希望なんてものを見つけるだけの視神経も侵されていっているのだ。

前回の求職(無職)日記よりヘヴィで自分なりのユーモアみたいなものを挟む余地すらなくなっている。
精神的に窒息してしまいそう、呼吸の方法も忘れそうになりながら、もっとがんばらないと、みんながんばって働いてるんだから、と手の甲を噛む。
歯が砕ける前にこの状況を抜け出したい。

*1:もちろんフェイクは入っている。実際の条件はもっと悪い

*2:愛知に限らず地方ならそんなものかもしれない

*3:「心」と書いてしまうと事実がぼやけるので「脳みそ」という言葉を選んでいる。実際に脳の物質がうまく流れてないのだから

*4:離人症性障害|症状や原因・診断と治療方法など - gooヘルスケア

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