週報 06/02-06/08
06/02
文化のみち二葉館で行われた、水原紫苑さんと加藤治郎さんのトークイベント『春日井建を語る』に行く。開始45分前に着いたのにもう立ち見しかなくてびっくりした。開始前に歌人の西田政史さんにご挨拶できたのがうれしかった。去年のニューウェーブ30年のイベントのときから、ずっと西田さんの言葉が頭を離れなかったことを伝えられてよかった。
トークイベントは時々大塚寅彦さんのコメントを挟みながら進み、とてもあたたかい時間が流れていった。水原さんが語る春日井さんの思い出に思わず涙がこぼれる場面もあった。わたしは短歌において師というものを持たないのだけど、誰かに師事するということはひとつの幸福なのかもしれない、と思った。
06/03
仕事。どうにも怒りの感情を抑えられず、しかし何とかそれを表に出さずに過ごす。6秒我慢すれば怒りは落ち着くというけれど、わたしはこだわりが強い気質も持っており、衝動的な怒りが収まってもこだわりの部分でしつこく怒りに執着してしまう。穏やかに振る舞いながらも自分の中で荒れ狂う怒りの感情に苦しんだ。
仕事帰り、もう残ってないかなと思いながらローソンに駆け込んだら、まだ残っていたので根尾くんのさるぼぼを無事買えた。かわいいねえ。さるぼぼ、東海地方の小学生のランドセルにぶら下がりがちである。わたしのランドセルにも下がってた。
06/04
仕事。年上の新人さんのことで糸が切れてしまい涙が止まらなくなる。パーテーションのある事務所だとそれに隠れて泣けるのがよい。先輩にそのことを相談したところ、「なぎさらちゃんはすごく丁寧に教えてるし、わたしがやれないところまで見てくれてるから本当に助かってる。性格的に難しいと思うけど、なぎさらちゃんが気に病む必要はないから、切り換えていいんだよ」と言われていくらか気が楽になる。
この日20時から開始の楽天スーパーセールで狙っていた靴を買う。購入完了後に再度その商品を見たら売り切れていたので、本当にいいタイミングで買えた。泣くほど悩んだりしてるんだから、これくらいいいじゃない。
06/05
仕事。乱調がだいぶ落ち着く。
夜、地元の花火の音を聞きながら受け取ったばかりの予約の本を読みながらのんびり過ごす。毎年毎年梅雨が来たことを教えるように上がる花火に親しい気持ちを持っている。
06/06
仕事。引っかかりはありながらも進める。わたしの過剰適応で、人のわずかな声のトーンや話し方でその人がどう思ってるのかを推し量りすぎてしまうのだけど、それが遺憾なく発揮されてしまっていて考えすぎにつながってるのかも、と思い至る。
夜、BSで野球を観てたのだけど、あの大島の本塁突入はセーフだろう……。あそこで大島セーフで勝ち越してたら、この試合落としてなかったかもしれないと思うと悔しい。
06/07
仕事。多少は状況がよくなっている、気がする。
すっかり梅雨らしくなり蒸し暑い。雨上がりを少し散歩してから帰る。家の中より外の方が涼しくて気持ちいい。金曜日に少し散歩してから帰るのが好きだ。
06/08
友人とランチ。おいしいパスタとコーヒー、そしてラムプリン。このラムプリンがすごくおいしかった。固めのしっかりぷるんもちっとしたプリンに、ラムが香り立つちょっぴりほろ苦いカラメル、さっぱりした甘さのクリームが三位一体となって舌の上で弾む感じ。見よこのしっかりさを。
お互い最近どうよ、みたいな話をしながら食べるランチはとても楽しい。その友人とはいろいろと属性が違っているので、自分が思っているのと違う角度からの話が聞けるのが面白い。素敵な休日のお昼。
ランチのあと、成城石井でハーブティーを買って帰る。会社に着いたところで水出しのハーブティーを仕込むと、午後のおやつ代わりになることに気づいたのだ。普通のハーブティーも水出しできることを覚えたので、会社でのQOLが上がった。
週報 05/26-06/01
05/26
滋賀県草津市で開かれた歌会に行く。名古屋から関西線経由で行くと片道2000円もしないのだ。歌会したいなーと思っていたところに開催の知らせがあったのでノリで行ってしまった。全然行けちゃうことがわかった。早めに着いてお昼に滋賀ちゃんぽんを食べる。電車に酔ったのかここのところのストレスなのか胃がむかむかしていたのでハーフサイズにした。おいしい。
歌会は一度お会いしてみたかった方が何人もいらっしゃっていて、いろんな読みを聞くことができてとても刺激的だった。わたしの歌は苦し紛れに言葉を入れたところをきっちり指摘されたので「やっぱりなー!」と思った。
往復で本を2冊読み切る。
05/27
仕事。やっぱり先週からの自己嫌悪がひどい。
リフレッシュスペースでぼんやりしていたら、時々食事に行く仲の人に「大丈夫?」と声をかけられて思わず泣いてしまった。うまく教えられないこと、いらいらしてしまうこと、みんな聞いてもらい多少落ち着いた。
05/28
仕事。朝から雨で低気圧にやられており、昨日泣いて落ち着いたとはいえやっぱり気は重く、そんな中で川崎の殺傷事件が起きたので完全にやられてしまった。帰ろうかとも思ったけど先輩が午後休なので何とか休みつつ昼休みに軽い過呼吸を起こしつつも最後まで働いた。
川崎の殺傷事件、何でみんな無邪気に自分が刺される側だと信じられるのだろう。日頃想像力のない人を馬鹿にしている人が「死ぬなら一人で死ね」と他人を切り捨てる強い呪いの言葉を吐いていて、それも何人もそういう人を見かけたんだけど、想像力って何なんだろうね。よく「想像力があればこんなことはしない」みたいな言葉を聞くけど、想像力なんていう個人差のあるものにいろいろ委ねるのはすごく危険だとわたしは思っている。
あんまり落ち込んだのでずっと欲しかったマニキュアを買って帰る。さっそく塗る。
05/29
重い心身を引きずって出勤したところ先輩に心配され、「無理しちゃだめだよ」と言われたので急遽午後休を取る。1日働くつもりだったのでお弁当を持ってきており、それを退勤後に公園で食べた。風が気持ちよくて新緑が鮮やかで、だいぶ気持ちが落ち着いたので保護猫カフェにひさしぶりにお邪魔した。猫じゃらしで遊んでもらった結果、猫の写真下手くそ選手権に出せそうな写真が大量に撮れた。
本屋さんで歌集を買ったあとでかき氷を食べる。緋鞠のかき氷は安定しておいしい。
05/30
仕事。異動で新しく部長になった方が本社から来られたのだけど、なぜかわたしを紹介される。でも、うちの部署に欠かせないって言ってもらえるのはうれしい。
こんなブコメを書いた。
私はこれで人生が変わりました短歌つくるようになってから人生変わった。30になってからでもどんどん世界が広がることを知った
2019/05/30 08:24
わたしが短歌を日常的につくるようになったのは30を過ぎてからで、それまでのわたしは自分や世界を持て余しながら内へ内へと潜って行くばかりだった。だけど、短歌をつくるようになったことで、世界を生き抜くためのひとつの術を得たような気持ちになった。短歌という共通項がなかったらきっと知り合うこともなかった人たちと知り合い仲良くなり、短歌のイベントに出かけるようになり、短歌の友人と遊んだり旅行したりするようになり、そうしてわたしの世界は広がっていった。30過ぎてからでも、自分の世界は広げていける。そのことにわたしは救われたのだ、大袈裟ではなくて。短歌がわたしの人生にあって本当によかった。
05/31
仕事。気持ち的にはかなり落ち着いて取り組めた。
時間休をもらって通院。主治医に新人さんのことを話し、「あなたが気に病んだり責任を感じる必要はない」と言ってもらう。「なかなかそう割り切るのは難しいよね」とも。
この日はめちゃくちゃ蒸し暑くて、ツイッターのタイムラインではお酒について語る人が多く、異様に飲みたくなったので、ちょい飲みセットをやっている居酒屋に寄る。珍しくビールが飲みたい気持ちだったのでビールをオーダーしたのだけど、やっぱり最後の方で飽きてしまったので、小ジョッキにしておいてよかった。おいしかった。
06/01
血液検査で数値が微妙なところがあるため栄養指導を受ける。記録した食生活に致命的な問題点はなかった。こうして栄養の話を聞けるのはおもしろかった。
名古屋港水族館に行く。ツイッターでもバズった『寿司ネタ大集合』という特別展がこの週末までだったので行ったのだけど、広くない展示ながらもぎゅっと詰まっていておもしろかった。飼育員の苦労と食感や味のキャプションが同じところについていて笑ってしまった。
マイワシのトルネード、何度見てもやっぱりすごいので見てほしい pic.twitter.com/V1uL7xg2kB
— ねぎ (@spice16g) 2019年6月1日
ちょうど時間だったのでマイワシのトルネードを見ることができた。先日マイワシマシマシにしたばかりだったのでいつも以上に壮観でスマホを構えたままぼーっと見入ってしまった。名古屋港水族館においでよ、マイワシのトルネードを見ようよ。
週報 05/19-05/25
05/19
相変わらず頭痛がするので痛み止めを飲んで効くまで横になる。
スマホケースはハイブリッドケースを使っているのだけど、そのバンパー部分と背面とが剥がれてしまったので買いに行く。ビックカメラからハンズに行こうと高島屋に抜けたらそこは貴金属コーナーで、すごくラフな格好でうっかり足を踏み入れてしまった。カップルがちょうどダイヤの指輪を出してもらっているところを目撃し、「そ、それは、婚約指輪ですねーーーっ!?」とひとりで盛り上がっていた。
帰ってから野球を観る。抑え鈴木博志はちょっと考えた方がいいぞ、ここ最近必ず1失点する抑えは怖すぎる。
頭痛もあいまってもろもろの進捗は滞っている。
05/20
仕事。新しい人が来る。先輩と渡す業務の打ち合わせをする。
頭痛、低気圧、仕事の変化、短歌研究新人賞の締切が重なって非常にナーバスな状態になる。わたしは結社にも所属せず新人賞に応募することもないのだけど、短歌研究を出している人たちみんなが短歌に真剣に向き合っているようで、自分はぜんぜん駄目なように感じてしまうのだ。自分の気力体力でできる範囲内でやるしかない、とわかっているのだけど。それでひとをいらつかせたりもしてしまった。
05/21
仕事。天気が回復して多少落ち着く。先輩と新人さんに渡す業務について打ち合わせする。「気負わなくていいからね、落ち込む必要ないから」と言ってもらう。
ドラゴンズちゃんがずるずる負けていてつらい。いわゆるアヘ単打線(周平除く)ではさすがにきつい。
05/22
仕事。visit準備が舞い込み、今まで用意はしていたけど手を着けられてなかったものを一気に片付ける。その合間に仕事を教えるのだけど、教えるってこんなに難しいことだったか。
夜、平和園に行く。用があって向かったのだけど、いつも通り楽しくしゃべって食べて元気になって帰ってきた。平和園は元気になれる場所。
05/23
仕事。上手に教えられず、新人さんに「わかってます!」と言われてしまう。自分より2世代ほど上の方ということもあって、どこまでわかってるのかをうまく測れないでいる。できないことにいらいらしてしまってうまく優しくできなくなってきては自己嫌悪に陥り、そしてどっと疲れてしまう。教えるの向いてないなぁ。
1月に抜いた親知らずのところから新しい歯が生えてきて舌を傷つけていたのだけど、それが抜けたらしく歯ぐきにぽつりと穴が空いた。歯らしきものは飲み込んでしまった。いったい何だったのか。
05/24
仕事。上司と話す機会があったので、今の状況を伝える。わたしに負荷がかかっていることはわかっていて、新人さんに教えるのに時間がかかることもわかっていて、「うまく教えられなかったって反省できることは素晴らしいと思う。なぎさらちゃんに負担かけちゃってごめんね、少しずつでいいからね」と言ってもらう。現状を話したことで少し楽になった。
前髪カットに行く。見通しがよくなってうれしい。
05/25
内科の診察ののち歯医者、のはずが実は内科で採血があったことを診察時に知る。当日検査結果を踏まえて診察したいとのことで、採血したあと一度歯医者で検診を受け再度内科に戻ることになった。
そして歯医者。とてもよく磨けていて異常もないので次の検診は半年後になった。抜けた歯らしきものは(飲み込んでしまったので推測だけど)抜いたあと吸収されるべき骨が何らかの要因で残ってしまい、それが露出して取れたんだそうだ。異常でも何でもなくてよかった。
親とワークマンプラスに行く。すごい人だった。レインブーツとして防水ブーツを買った。ダイソーにも行った。ここもまたすごい人だった。