さらさら録

日々のさらさらの記録

気象病、天気痛という概念

気象病という概念がある。最初に知ったのは中日新聞サンデー版に特集されてたときかな。母上様が「これ、あんたのことじゃん」と見せてくれて、「ああ、これも一種の病態なのか」とすっきりした覚えがある。というのも、気圧差や温度差に極端に弱く、少しでも差が出ると心身に不調を来たして下手したら寝こむのだ。

冷えの準備もしだす秋に注意したい「気象病」とは - 天気と体調の関係 | マイナビニュース
秋と書いてあるけど、これから春に近づいていくときにも参考になると思う。


この中でも、「雨が降ると古傷が痛む」という現象はよく聞かれるんじゃないかな。わたしも、雨が降るとあちこちが疼痛に襲われて痛み止めを飲むことになる。雨という天気自体は好きなんだけど。
その、雨の日に体が痛む原因について、この前ためしてガッテンでやっていた。

天気が悪いと痛み出す 肩こり頭痛関節痛古傷大解消SP : ためしてガッテン - NHK
・気圧の変化が内耳のバランスを崩して痛覚を刺激する交感神経に作用する
・予兆を感じたときに内耳に作用する酔い止めを飲むとある程度抑えられる
「あー、やっぱり耳かー」と納得した。メニエール病の既往があって、気圧が下がり始めた頃にめまいや耳閉感などの耳の違和感を感じていたから。交感神経に作用するから、自立神経失調症的な症状が全身に出るのもおかしくないんだなぁと思った。
まっずいまっずいイソバイドという液体を飲まなくても手軽に買える酔い止めで楽になるなんて思いもしなかったので、酔い止めを買って常備しておかなきゃいけないな。そう考えていたのに。


今日の夕方から夜にかけて、めまい・耳鳴り・耳閉感・偏頭痛。天気予報を見ると明日は雨。
なのにまだ酔い止めを買っていない痛恨のミス。
やってしまった…これ完全に予兆じゃないか…と思いながら回る天上を眺めつつ横になっていた日曜の夜である。


気圧による痛みの管理なら、このアプリが便利。痛み日記もつけられるし、気圧の変化も見られる。うまく使えば、酔い止めを飲むべき予兆のタイミングが掴めるんじゃないかな。

頭痛~る 気圧予報&簡単!!頭痛ダイアリー~雨の日の喘息にも - Google Play の Android アプリ
…とはいえこのアプリ、最終アップデートからわたしのXperia ULさんで起動しないのですが。レポート送りまくっても直らないのですが…重宝してたんですけどね…。


天気が悪いと体の調子が悪くなるのは気のせいじゃないよ、うまく付き合っていけるかもしれないよ、というお話でした。
とりあえず酔い止めを買わなきゃね。

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