さらさら録

日々のさらさらの記録

週報 11/17-11/23

11/17

風邪気味だったのでこんこんと寝る。冬の掛け布団を出す。

 

11/18

仕事。全社一斉清掃に駆り出され、河川敷の掃除をする。壊れた自転車を掘り起こし注目の的となる。土がこびりついた麻袋を拾ったんだけど、それを持って会社まで歩くのはしんどかった。でも、天気も気候もよかったので気持ちよくはあった。

河川敷でひっつき虫を大量にくっつけてきたため、会社に戻ってから延々はがす。ひっつき虫は靴ひもにめちゃくちゃ絡みつくことを知った。

 

11/19

前日の筋肉痛にうなされながら仕事。なぜか水曜日の気分というバグが起こる。

帰宅後、時間はたっぷりあってやりたいことややらなきゃいけないこともしっかりあるのに何もできない状態に陥り、早めにお風呂が入って寝た。

 

11/20

曜日勘違いバグは直らず、木曜日の気分のまま仕事する。毎週木曜日にルーティンでやっている仕事をしなかったあたりぎりぎりの理性は残っていたらしい。

帰り道で無性にいら立ちが抑えられなくなる。がんばって抑えたけど、頭を壁にごんごんぶつけたい気持ちでいっぱいであった。そのあとやたらと悲しくなった。我ながら忙しい。

 

11/21

金曜日の気分のまま仕事。木曜日ルーティンの仕事はちゃんとやった。

帰宅後、のんびり爪を塗り直したり週末の用意をしたりして過ごす。今週末はお出かけなのでね。東京文フリではないけど。

 

11/22

金曜日でも土曜日でもない空白の曜日の気持ちのまま仕事。金曜ルーティンの仕事はきちんとやった。

退勤後、18時半に名駅に出ておみやげを買い、そこから電車に乗って19時予約の美容院に行く。入念に出口や動線のシミュレーションをしていたおかげで、最短距離で美容院の予約に間に合わせることができた。ヘッドスパとカットでぼさぼさよれよれの頭が生き返った。美容院の帰りはいつも頭の軽さにびっくりする。頭皮のこりも髪もこんなに重かったのか、と。

 

11/23

信楽に行く。朝ドラ『スカーレット』にハマっているので、というわけではないけど。関西線経由で亀山と柘植と貴生川で乗り換えて向かう。亀山まで黙々と本を読み、柘植まで続きを読もうと思ったら座れず激しく揺れるため立っていることに全神経を注ぎ、貴生川までまた黙々と本を読んだ。信楽高原鐵道に乗り換えるとそこは人がたくさんでようやく座れるほど。スカーレット車両に乗ったけど、人が多くて戸田恵梨香のサインを見ることができなくて残念。

信楽でひとと合流し、ミホミュージアムに向かう。ミホミュージアムのレストランで食べた天ぷらそばの野菜の天ぷらのおいしいこと。特別な農法で作られているだけある。ミホミュージアムがどういう美術館かの詳細はここでは説明しないけど、いろんな意味ですごい美術館だった。建物は美しくて、収蔵品も幅広くて、これが個人のコレクションであったことに驚いてしまう。巨大なペルシャ絨毯の前では思わずぽかんと口を開けてしまった。

そのあと、信楽歌人であるさくらこさんにもお会いし、信楽の素敵なお店や登り窯を見て、スカーレットの丸熊陶業ロケ地にも連れて行ってもらう。製陶所の方にどこがCGでどこが美術さんの仕事なのかといったことを教えてもらい、「へぇー!」とずっと言いっぱなしだった。さくらこさんに何枚かわたしの写真を撮っていただいてとてもうれしい。

https://www.instagram.com/p/B5P5J_UAa7H/

信楽はあちこちにたぬきの置物がいて、さくらこさんによると信楽の人口の10倍ほどのたぬきがいるらしい。信楽駅に降りて見つけた地元のタクシー会社の名前が「たぬきタクシー」だったことにびっくりした。たぬきタクシーの支払いはやっぱり葉っぱのお金なのだろうか、そんなことないだろうけど。信楽駅の巨大なたぬきやホームにひしめくたぬきの写真を撮りそびれたのが残念。

翌日の行き先である彦根に移動して一泊する。

 

 

 

週報 11/10-11/16

11/10

近所へ買い物に行く。かぎ針編みのポーチが作りたくなったのでコットン糸を探すも見つからない。手芸店にすらなかった。秋冬物の時期にコットン糸を欲しがるなんて、ということなんだろう。しかしウールやアクリル以外の小物を編みたくなってもいいじゃないか。

syrup16g公式が先日のライブのSpotifyプレイリストを公開してくれたため聴いて過ごす。公式がこういうことをしてくれるのはありがたい。『回送』からの『月になって』という大好きな2曲の流れ、何度聴いても涙ぐんでしまうな。

 

11/11

有休。予定があって取ったもののリスケになり、でも変更が利かないタイプの休暇を使っていたのでそのまま休む。

皮膚科に行き、とろとろと眠り、タリーズに寄ってからクリニックに行く。タリーズでふちクマを入手して大満足。

https://www.instagram.com/p/B4t5DUzgd_m/

クリニックではここ最近の不調を抜けたような抜けてないような、という話をする。この日もしたいことを何もできなかった、何かをしたい気持ちはあるけど何も手に着かないことを話し、「わたしの疲れはいつになったら抜けるんでしょう」と訴えたところ寝る前の薬の量を増やすことになった。薬が増えたことはショックではあるのだけど、それでもこれで疲れが抜けるなら、という心境である。

帰り道、月がとても明るかった。

 

11/12

増量した薬の量を間違えて1錠多く飲み、ぽやぽや状態で出社する。駅から会社まで歩いていると、同じ部署のひとに後ろから追いつかれ、「歩き方がぼーっとしてるけど大丈夫?」と言われてしまう。ぽやぽやしていてもやることはやってくるので、何とか頭を動かして仕事する。

昼頃から様子がおかしかったんだけど、夕方から夜にかけてひどい抑うつに襲われる。どれだけ救われたとしても、抗えないほどの抑うつに襲われることから逃れられないということに打ちのめされてしまう。

 

11/13

朝起きたら薬が効いてきたのか、昨日の絶望の底は抜けていた。仕事に行き、がつがつ手を動かしているうちにだんだん気持ちが落ち着いてくる。相変わらず帰宅後やりたいことをやれないでいるけど、だいぶ気持ちは楽になった。

 

11/14

仕事。処理をかけたものが定時までに終わらなさそうで冷や冷やするも、無事終わり短歌ワークショップに行く。今回のお題はおでんだった。評に「得体の知れない」という言葉が出てきて面白かった。「元おでん」というパワーワードまで飛び出し、参加者みんなで笑い転げた。先月は体調不良で行けなかっただけに、ひさびさの短歌の場が楽しくてたまらなかった。

 

11/15

仕事。先輩も上司もみんないないのでゆっくりできるかと思いきや意外とばたばたと過ごす。

帰り道にジュンク堂に寄り、行列の中何とかピンクレシートの合計金額に応じてもらえる本型トラベルバッグと手ぬぐいを引き換えてきた。「たくさん買ってくださってありがとうございます」と言われて恥ずかしいようなうれしいような気持ちになる。

 

11/16

妹と甥ちゃん1歳10ヶ月が来る。甥ちゃんはわたしと妹が昼寝しても元気に遊び回っていた。公園に連れて行くと「もっかい!」とエンドレスに遊具に上りすべり台を滑っていた。帰宅後は帰宅後できれいになったわたしの部屋に侵入してベッドの上で跳ね回り、Alexaで『パプリカ』を流すとベッドの上で跳ねながら踊っていた。『パプリカ』を踊る甥ちゃんにちょっと泣きそうになったのはここだけの秘密である。

夜、寒気と耳の痛みと頭痛に襲われる。日曜は寝込むことを決意する。

週報 11/03-11/09

11/03

汚部屋の掃除をする。もはや大掃除である。わたしはいわゆるADHDなので掃除ができないんだけど、いわゆるASDでもあるので散らかった部屋にたいへんなストレスを抱えていた。ADHDのわたしとASDのわたしは相性が悪い。

ADHDの薬であるコンサータを飲み、アレクサでSpotifyを流してようやく掃除に取りかかった。前回の掃除で保留にしていたものを捨て、使わないコスメも着ない服も捨て、開封後そのあたりに放置していた箱や包装の類も捨て、とにかく捨てて捨てて物を減らした。45リットルゴミ袋3袋分を捨てた。前回45リットル6袋捨てたはずなのにおかしいな。ともあれ、妹に腐海と呼ばれていた部屋はすっかり人間の部屋になった。あちこちに散乱していた本もきちんと集めてボックスに積んだ(本棚にはもう入りきらない。短歌をやっているので仕方ない)。机の上で埋もれていたノーパソもすっかり姿を現した。

部屋の床面積が広がると、こんなに部屋が明るかったことに気づいた。自分で自分にストレスをかけていたんだなと気づく反面、片づけることもストレスであることに気づき、悩ましい気持ちでいっぱいになる。明るくて床が広い部屋は気持ちいいんだけどね。

 

11/04

昨日の掃除でハムストリングスが筋肉痛になる。だらだらと寝たあと、おやつどきにときどきお邪魔しているカフェに行く。友人もいたのでおしゃべりしたり、友人の子である0歳児を抱っこしてあやしたりして過ごした。甥1歳10ヶ月がすっかり人間になったので、まだ腰の据わらない赤子を抱っこしていると懐かしくなってきた。子どもの成長って早い。そしていちじくのシフォンケーキがおいしかった。

 

11/05

朝起きて床が明るいのがうれしい。頓服を処方の最大量飲みながら仕事する。野球があるのに頓服で頭がぼんやりしてしまい、集中して観ることができなかった。

通販で売り切れになっていたコートが再入荷したのですかさず購入する。冬のコートがだいぶくたびれていたからね。

 

11/06

仕事。やっぱり調子は上向かなくて、頓服を使いながら仕事する。

猛烈なハンドメイド欲に襲われ帰宅後とりかかったものの、こぎん刺しも編み物も仕事で目がやられたのかろくに目を数えられなかった。

 

11/07

なんとか起きて仕事。細々とした仕事をする。

ありとあらゆる面で報われないな、という気持ちになる。そこから思考が展開していき、わたしはひとりだということを再認識した。どこまでもどこまでも根っこの部分ではひとりで、だからこそ他人と関わりたいと願うけど、それでも最後はどこまでもひとりなのだ。

 

11/08

仕事。昨日の気持ちをいくらか整理できたので、落ち着いて仕事に向かう。たぶん金曜日の効果も大きい。

帰宅後、またもぼへーっと過ごす。

 

11/09

この週末まで開催のせなけいこ展を観に刈谷市美術館へ行く。『ねないこだれだ』で有名な絵本作家さんの展覧会なんだけど、その丁寧な切り絵にとても心がわくわくした。楽しい気持ちでいっぱいになる、そんな展覧会だった。あ、でも上映されていた幻燈作品は物悲しいお話ばかりだった。子どもがこんなにたくさんいる美術展ってあったかな、ってくらい子どもがたくさんいて、それだけでうれしくなってしまった。

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かわいくて撮った順路表示の下ではからずも絶賛いやいや中の子がいた。

グッズ売り場がたいへんな沼であった。子連れの親御さんが大人買いしていたりしたんだけど、きっと親自身の分なんだろうなあれは。

帰り道で猛烈な眠気に襲われ、快速でなく普通に座って帰る。

帰宅後、手紙を書く。手紙を書きたい欲がすごかったので、それに素直に従ってみたのであった。

 

 

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