週報 11/03-11/09
11/03
汚部屋の掃除をする。もはや大掃除である。わたしはいわゆるADHDなので掃除ができないんだけど、いわゆるASDでもあるので散らかった部屋にたいへんなストレスを抱えていた。ADHDのわたしとASDのわたしは相性が悪い。
ADHDの薬であるコンサータを飲み、アレクサでSpotifyを流してようやく掃除に取りかかった。前回の掃除で保留にしていたものを捨て、使わないコスメも着ない服も捨て、開封後そのあたりに放置していた箱や包装の類も捨て、とにかく捨てて捨てて物を減らした。45リットルゴミ袋3袋分を捨てた。前回45リットル6袋捨てたはずなのにおかしいな。ともあれ、妹に腐海と呼ばれていた部屋はすっかり人間の部屋になった。あちこちに散乱していた本もきちんと集めてボックスに積んだ(本棚にはもう入りきらない。短歌をやっているので仕方ない)。机の上で埋もれていたノーパソもすっかり姿を現した。
部屋の床面積が広がると、こんなに部屋が明るかったことに気づいた。自分で自分にストレスをかけていたんだなと気づく反面、片づけることもストレスであることに気づき、悩ましい気持ちでいっぱいになる。明るくて床が広い部屋は気持ちいいんだけどね。
11/04
昨日の掃除でハムストリングスが筋肉痛になる。だらだらと寝たあと、おやつどきにときどきお邪魔しているカフェに行く。友人もいたのでおしゃべりしたり、友人の子である0歳児を抱っこしてあやしたりして過ごした。甥1歳10ヶ月がすっかり人間になったので、まだ腰の据わらない赤子を抱っこしていると懐かしくなってきた。子どもの成長って早い。そしていちじくのシフォンケーキがおいしかった。
11/05
朝起きて床が明るいのがうれしい。頓服を処方の最大量飲みながら仕事する。野球があるのに頓服で頭がぼんやりしてしまい、集中して観ることができなかった。
通販で売り切れになっていたコートが再入荷したのですかさず購入する。冬のコートがだいぶくたびれていたからね。
11/06
仕事。やっぱり調子は上向かなくて、頓服を使いながら仕事する。
猛烈なハンドメイド欲に襲われ帰宅後とりかかったものの、こぎん刺しも編み物も仕事で目がやられたのかろくに目を数えられなかった。
11/07
なんとか起きて仕事。細々とした仕事をする。
ありとあらゆる面で報われないな、という気持ちになる。そこから思考が展開していき、わたしはひとりだということを再認識した。どこまでもどこまでも根っこの部分ではひとりで、だからこそ他人と関わりたいと願うけど、それでも最後はどこまでもひとりなのだ。
11/08
仕事。昨日の気持ちをいくらか整理できたので、落ち着いて仕事に向かう。たぶん金曜日の効果も大きい。
帰宅後、またもぼへーっと過ごす。
11/09
この週末まで開催のせなけいこ展を観に刈谷市美術館へ行く。『ねないこだれだ』で有名な絵本作家さんの展覧会なんだけど、その丁寧な切り絵にとても心がわくわくした。楽しい気持ちでいっぱいになる、そんな展覧会だった。あ、でも上映されていた幻燈作品は物悲しいお話ばかりだった。子どもがこんなにたくさんいる美術展ってあったかな、ってくらい子どもがたくさんいて、それだけでうれしくなってしまった。
かわいくて撮った順路表示の下ではからずも絶賛いやいや中の子がいた。
グッズ売り場がたいへんな沼であった。子連れの親御さんが大人買いしていたりしたんだけど、きっと親自身の分なんだろうなあれは。
帰り道で猛烈な眠気に襲われ、快速でなく普通に座って帰る。
帰宅後、手紙を書く。手紙を書きたい欲がすごかったので、それに素直に従ってみたのであった。