さらさら録

日々のさらさらの記録

『奈良美智 for better or worse』に行く #夏の豊田市美術館

来週末までと開催期間も佳境に入ったhttp://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/2017/special/narayoshitomo.html=奈良美智 for better or worseに行ってきました。名鉄豊田線直通の地下鉄鶴舞線に乗って、終点の豊田市駅から案内表示に従ってぽつぽつ15分ほど歩きやや急な坂を上ったところにあんな素敵な美術館があるなんて。もっと早く企画展をチェックしておけばよかったな。

展示の紹介は奈良美智さんのTwitterを見ていただくのが一番早いです。
from:michinara3 #夏の豊田市美術館 - Twitter Search
日本初公開の絵もふんだんに、12室100点からなる展示。奈良さんのルーツから始まった展示は、初期の絵からドローイングを経てどんどん深みを増していきました。タッチが柔らかく複雑になるほど、わたしの心はまるで瞑想に入ったかのようにしいんと静かになり、最後の部屋に1枚だけ掛けられた絵を見たときには涙がこぼれました。そして、その絵のポストカードを買って帰り、手帳の表紙に入れました。
https://www.instagram.com/p/BZGb6oVjCaj/
お月様の中に入れる整理券の時間もあったので、じっくり3周して見て廻ったのですが、そのたびにどんどん心は研ぎ澄まされていきました。絵の前に立ち、少女ひとりひとりと向き合うたびに、心は揺さぶられつつも澄んでいくのです。
この感覚、ぜひ行ける方は行って見てほしいです。言葉で語るより、見るほうがうんと早いので。
奈良美智さんの世界を、存分に体感できる素敵な展覧会でした。

やたらと眠い

休日など日の半分は寝ている。元々ロングスリーパー気質ではあったけど、それにしてもよく眠っている。

あらゆることを先延ばしにして眠っている。何をしてたのか思い出せないほど眠っている。

羽ばたくための準備だと思い、今夜もまた早く眠る。最近涼しくなって寝やすくなったのが悪いんだ。

 

『赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア』を読んだ

 クリニックを変わってから、心的外傷があることを指摘され、手に取った本。

赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本

赤ずきんとオオカミのトラウマ・ケア: 自分を愛する力を取り戻す〔心理教育〕の本

 

 「ああああ……」という感じで泣きながら読んだ。複雑性PTSD・DESNOS(慢性化したトラウマによる症状)という概念を知って「これだ……」と腑に落ちた。

赤ずきんとオオカミの物語仕立てで読みやすくやさしい語り口で寄り添いながら、トラウマの自覚やそこからの回復を説いてくれる。当事者だけでなく支援者にも読んでほしいし、トラウマが引き起こす症状についてももっと知られてほしいと思った。支援者のために1章あてられているので、身近にトラウマを抱えた人がいる場合は読んでみると手助けになるかもしれない。

著者が東日本大震災での心理ケアに当たったことから、災害トラウマへの対応に1章あてられている。これもまた、大きなトラウマを抱えている人の指針になるんじゃないかな。

登場人物に感情移入しながら読むことで、回復過程を疑似体験でき、それをセルフケアへとつなげていける。何度も繰り返し読んで、自分のケアをしていけるようになりたい。

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