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さらさら録

日々のさらさらの記録

モテるためじゃなく、自分のための靴を履く

考えたこと ゆるいこと

最近、ちょこちょことウォーキングをするようになったので、ウォーキングシューズを買った。トーニング機能のついたもので、足に合わせてメンズサイズになってしまったけど、足幅や足指もちょうどいいものを。

今日、初めてその靴を下ろして出かけて、「あぁ、ウォーキングシューズってこんなに歩きやすいんだ。すいすいと足が出てどんどん歩けて疲れないなぁ」なんて感心していた矢先に、とんでもない記事が話題になっていた。

彼氏ができないのも納得? 非モテ女性が必ず履いている“ブス靴”の特徴 - ネタりか

 …

……どこから突っ込めばいいんだろう。

社会人として大人の女性ならば、『パンプス』は当然なのです。「楽」という、自分の都合でしか靴を選ばない女性は、周りを見ていない。「周りを見たら、こんな靴を履いているのは子どもかおばさんで、彼氏がいるような女性は誰も履いてませんでした」という声をよく聞く。

あなたに、「ちゃんとした靴を履こう」と注意した方が、なぜ楽な靴を履かないのか分かりますか?

それは、大人の女性として恥ずかしいから履かないのです。

 

楽な靴だから、男性から選ばれないのではない。「楽」という自分の都合でしか考えられない中身だから、男性から選ばれないのだ。ヒールが低い女は恥の基準も低い。

 

 スニーカーとぺたんこパンプスばかり履いているわたしにとっては、それだけでここまで言われなきゃなんないの!?と言いたい。

「社会人として大人の女性ならば、『パンプス』は当然」って、誰が決めたの?

 

わたしの足はトラブルにより靴をかなり選ぶタイプで、どうにか自分にも履けるハイヒールパンプスを履くと、最寄り駅まで歩くことすらできない。

足指が前滑りしてしまって巻き爪になったり爪が死んだり、タコができたり、足の甲が痛み始めたり、ハンマートゥ気味になったりで、あまりの痛みに冷や汗を流しながら歩くことになる。

シューフィッターさんに合う靴を見ていただいて、中敷きなどを使用しても、せいぜい最寄り駅から目的地まで痛み始める場所が伸びる程度。

「ヒールのある靴を履きなさい」とされている冠婚葬祭や面接などではやむを得ず履くけど(そして具合が悪くなるのを必死に隠す)、本音を言うとあんなもの履きたくない。痛みから冷や汗を流して動悸を起こして具合が悪くなって、それでも笑顔を振りまくなんて、無理。

 

「楽」をしているのではなく、「履けない」。

なので、“ブス靴”とされるようなスニーカーやぺたんこパンプスばかりを履いている。これなら、無理をしていないので、笑えるし歩ける。

だって、靴って何のものかって、恥の高低を測るものなんかじゃなくて、歩くためのもんでしょう。なのに、モテのために歩けない靴を履いてどうするんだろう。

無理してヒールの高い靴を履いて、媚を売るための分不相応な恰好をして、「足痛くなっちゃったぁ、もう歩けない~」なんて言うちょっと頭の悪い女の子がかわいくてモテるのかもしれない。守ってあげたいとか、自分のためにこんなに無理しておしゃれしてとか。

だけど、わたしは自分がすきで自分を好いてくれるたったひとりのひとと、同じ速さで並んでいっぱい歩きたい。自分のための、足に合った靴を履いて。

 

非モテの言い訳って言われたって構うもんか。モテを気にして自分に無理を強いることのほうが、よっぽど恥だと思うよ。

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