さらさら録

日々のさらさらの記録

12月2日、帰り道、気温7℃

去年の今日はまだ薄いコートを着ていた。
今年の今日は厚いコートを着て厚地のストールを巻いている。
国道沿いの気温計には7℃と表示されていたけど、伊吹颪で実際はもっと寒いだろう。
会社にマスクをしている人が一気に増えてきたし、今日わたしも昼休み明けにくしゃみが止まらなかったから、明日からマスクをしようか思案している。
不織布マスクでかぶれるので防塵仕様の布マスクをしているのだが、買い足すか自作するか手芸店に行くたびに迷っている。


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ここ1ヶ月の間にいろいろと起こりすぎて、寒暖差もあいまって、心も体もついていけていない。
1ヶ月前の今日に戻って延々ループし続けて、メビウスの輪のように24時間と少しをなぞって、いつまでも同じ夜を泳ぎ飛べたらいいのに。
時間は不可逆で、人の心はどうにもならないもので、だからこそ過去という名の未来のかけらは愛おしく、明日は思い出になる。
すべて想いを胸に刻んで、どんなときでも、いつまでも。
それもまた、生きるということなんだろう。か。


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1年前、向かい合わせの机でいろいろ教えてくれたひとは、今日新しい部署のプロジェクトの式典に出てるらしい。
わたしは同じ机で、教わった業務を傍らでやりながら、新しく任された業務に取り組んでいた。
プロジェクトの終わりまでこの会社で見届けることはできないかもしれないけど、どうかうまくいきますように、と昼休みに密かに祈った。


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わたし「もしわたしが突然死んだら、○○は「ありがとう」って言ってくれるだろうか」

親友「死んだ後に遺された人の心配をするならまだしも、どうこう思ってほしいなんてのはエゴに過ぎないと思うけどね」

わたし「じゃ、わたしが今こうして生きてることはエゴなんだろうか」
   「こういうこと考えてるから気分変調症が治らないんだろうか」

このやり取りから1週間が経った。わたしはまだ、エゴとは何か考えている。


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びっくりするほど甘酒だった。おいしい。
甘酒の粒々が好きなので、それがないのが残念。
森永の缶の甘酒は個人的に薄いけど、このプリンは満足な濃さだった。


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ただ取り留めもなく思い浮かんでは消えていくことを書き留めたくて、こんな形式のエントリを書いてみた。
なかなか楽しかったので、いろいろと考えてしまいがちな日にはこうしてぼんやり書くのもいいかもしれないな。

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