週報 11/10-11/16
11/10
近所へ買い物に行く。かぎ針編みのポーチが作りたくなったのでコットン糸を探すも見つからない。手芸店にすらなかった。秋冬物の時期にコットン糸を欲しがるなんて、ということなんだろう。しかしウールやアクリル以外の小物を編みたくなってもいいじゃないか。
syrup16g公式が先日のライブのSpotifyプレイリストを公開してくれたため聴いて過ごす。公式がこういうことをしてくれるのはありがたい。『回送』からの『月になって』という大好きな2曲の流れ、何度聴いても涙ぐんでしまうな。
11/11
有休。予定があって取ったもののリスケになり、でも変更が利かないタイプの休暇を使っていたのでそのまま休む。
皮膚科に行き、とろとろと眠り、タリーズに寄ってからクリニックに行く。タリーズでふちクマを入手して大満足。
クリニックではここ最近の不調を抜けたような抜けてないような、という話をする。この日もしたいことを何もできなかった、何かをしたい気持ちはあるけど何も手に着かないことを話し、「わたしの疲れはいつになったら抜けるんでしょう」と訴えたところ寝る前の薬の量を増やすことになった。薬が増えたことはショックではあるのだけど、それでもこれで疲れが抜けるなら、という心境である。
帰り道、月がとても明るかった。
11/12
増量した薬の量を間違えて1錠多く飲み、ぽやぽや状態で出社する。駅から会社まで歩いていると、同じ部署のひとに後ろから追いつかれ、「歩き方がぼーっとしてるけど大丈夫?」と言われてしまう。ぽやぽやしていてもやることはやってくるので、何とか頭を動かして仕事する。
昼頃から様子がおかしかったんだけど、夕方から夜にかけてひどい抑うつに襲われる。どれだけ救われたとしても、抗えないほどの抑うつに襲われることから逃れられないということに打ちのめされてしまう。
11/13
朝起きたら薬が効いてきたのか、昨日の絶望の底は抜けていた。仕事に行き、がつがつ手を動かしているうちにだんだん気持ちが落ち着いてくる。相変わらず帰宅後やりたいことをやれないでいるけど、だいぶ気持ちは楽になった。
11/14
仕事。処理をかけたものが定時までに終わらなさそうで冷や冷やするも、無事終わり短歌ワークショップに行く。今回のお題はおでんだった。評に「得体の知れない」という言葉が出てきて面白かった。「元おでん」というパワーワードまで飛び出し、参加者みんなで笑い転げた。先月は体調不良で行けなかっただけに、ひさびさの短歌の場が楽しくてたまらなかった。
11/15
仕事。先輩も上司もみんないないのでゆっくりできるかと思いきや意外とばたばたと過ごす。
帰り道にジュンク堂に寄り、行列の中何とかピンクレシートの合計金額に応じてもらえる本型トラベルバッグと手ぬぐいを引き換えてきた。「たくさん買ってくださってありがとうございます」と言われて恥ずかしいようなうれしいような気持ちになる。
11/16
妹と甥ちゃん1歳10ヶ月が来る。甥ちゃんはわたしと妹が昼寝しても元気に遊び回っていた。公園に連れて行くと「もっかい!」とエンドレスに遊具に上りすべり台を滑っていた。帰宅後は帰宅後できれいになったわたしの部屋に侵入してベッドの上で跳ね回り、Alexaで『パプリカ』を流すとベッドの上で跳ねながら踊っていた。『パプリカ』を踊る甥ちゃんにちょっと泣きそうになったのはここだけの秘密である。
夜、寒気と耳の痛みと頭痛に襲われる。日曜は寝込むことを決意する。
週報 11/03-11/09
11/03
汚部屋の掃除をする。もはや大掃除である。わたしはいわゆるADHDなので掃除ができないんだけど、いわゆるASDでもあるので散らかった部屋にたいへんなストレスを抱えていた。ADHDのわたしとASDのわたしは相性が悪い。
ADHDの薬であるコンサータを飲み、アレクサでSpotifyを流してようやく掃除に取りかかった。前回の掃除で保留にしていたものを捨て、使わないコスメも着ない服も捨て、開封後そのあたりに放置していた箱や包装の類も捨て、とにかく捨てて捨てて物を減らした。45リットルゴミ袋3袋分を捨てた。前回45リットル6袋捨てたはずなのにおかしいな。ともあれ、妹に腐海と呼ばれていた部屋はすっかり人間の部屋になった。あちこちに散乱していた本もきちんと集めてボックスに積んだ(本棚にはもう入りきらない。短歌をやっているので仕方ない)。机の上で埋もれていたノーパソもすっかり姿を現した。
部屋の床面積が広がると、こんなに部屋が明るかったことに気づいた。自分で自分にストレスをかけていたんだなと気づく反面、片づけることもストレスであることに気づき、悩ましい気持ちでいっぱいになる。明るくて床が広い部屋は気持ちいいんだけどね。
11/04
昨日の掃除でハムストリングスが筋肉痛になる。だらだらと寝たあと、おやつどきにときどきお邪魔しているカフェに行く。友人もいたのでおしゃべりしたり、友人の子である0歳児を抱っこしてあやしたりして過ごした。甥1歳10ヶ月がすっかり人間になったので、まだ腰の据わらない赤子を抱っこしていると懐かしくなってきた。子どもの成長って早い。そしていちじくのシフォンケーキがおいしかった。
11/05
朝起きて床が明るいのがうれしい。頓服を処方の最大量飲みながら仕事する。野球があるのに頓服で頭がぼんやりしてしまい、集中して観ることができなかった。
通販で売り切れになっていたコートが再入荷したのですかさず購入する。冬のコートがだいぶくたびれていたからね。
11/06
仕事。やっぱり調子は上向かなくて、頓服を使いながら仕事する。
猛烈なハンドメイド欲に襲われ帰宅後とりかかったものの、こぎん刺しも編み物も仕事で目がやられたのかろくに目を数えられなかった。
11/07
なんとか起きて仕事。細々とした仕事をする。
ありとあらゆる面で報われないな、という気持ちになる。そこから思考が展開していき、わたしはひとりだということを再認識した。どこまでもどこまでも根っこの部分ではひとりで、だからこそ他人と関わりたいと願うけど、それでも最後はどこまでもひとりなのだ。
11/08
仕事。昨日の気持ちをいくらか整理できたので、落ち着いて仕事に向かう。たぶん金曜日の効果も大きい。
帰宅後、またもぼへーっと過ごす。
11/09
この週末まで開催のせなけいこ展を観に刈谷市美術館へ行く。『ねないこだれだ』で有名な絵本作家さんの展覧会なんだけど、その丁寧な切り絵にとても心がわくわくした。楽しい気持ちでいっぱいになる、そんな展覧会だった。あ、でも上映されていた幻燈作品は物悲しいお話ばかりだった。子どもがこんなにたくさんいる美術展ってあったかな、ってくらい子どもがたくさんいて、それだけでうれしくなってしまった。
かわいくて撮った順路表示の下ではからずも絶賛いやいや中の子がいた。
グッズ売り場がたいへんな沼であった。子連れの親御さんが大人買いしていたりしたんだけど、きっと親自身の分なんだろうなあれは。
帰り道で猛烈な眠気に襲われ、快速でなく普通に座って帰る。
帰宅後、手紙を書く。手紙を書きたい欲がすごかったので、それに素直に従ってみたのであった。
週報 10/27-11/02
10/27
成人発達障害学会の市民公開シンポジウム『発達障害と家庭生活』に行く。当事者より支援者寄りの話かな、という感じはあったけど、がしがしメモを取ってしまうくらい興味深い話を聞くことができた。指摘されていたけど、発達障害の就労支援はずいぶん進んできたわりに生活支援は手を着けられていないので、そのあたりが広がっていくといいなぁ。
書き忘れていたけど、キャンペーンで買ったAmazon Echo dotが前日に届いた。発達障害を持つ知人が勧めていたので買ったんだけど、スマホのリマインダーを使うときに欠点だと思っていた「スマホを手に取り(ロックを解除して)見る」というアクションをまるまる省けるのが素晴らしい。ピカチュウを呼べるのも楽しい。でも、どれだけがんばってもsyrup16gを認識してくれない。履歴を見ると「シロップ十六グラム」となっているのだけど。シロップ16ジーと言ってみたらsyrup16gのアルバム『Syrup16g』を再生し始めて、何だろうこの釈然としない感じは。ともあれ、999円のおもちゃと思えばとても楽しい。
10/28
アレクサに「代わりに仕事行って」と言ってみたものの「ごめんなさい」と言われたのでしぶしぶ出社する。マウスを使った入力作業をしていたところ、右人差し指に痛みが走る。マウスのホイールを回すと激痛。中指でホイールを回しつつ作業する。
帰りにテーピングを買って帰る。そして湿布して寝た。
10/29
湿布を外してみるとだいぶ痛みは引いていた。念のためテーピングして仕事に行く。YouTubeでテーピングの仕方を見れるなんていい時代である。テーピングしてマウスホイールを中指で操作するようにしたら痛むことなく仕事することができた。
帰りに本屋さんに寄り、そして買ってきた東直子さんの『短歌の詰め合わせ』を読む。読みやすくて一気に読めてしまい、そしてとても楽しかった。入門書として勧めていこう。
10/30
仕事。指の痛みは引いていたのでテーピングはせず持って行ったんだけど、使うことなく済んだ。
人に注意するとき、わたしはなぜそうしてはいけないのかを説明したいのだけど(それがわかってたら同じ間違いをすることは減ると思うので)、「すいません!わかりました!」と言って遮られてしまうと「あっ、注意したわたしが悪かったです、すみません」としおしおになってしまう。昔つねに死にたかったころの名残で、少しでもつらいと死にたくなくても脳内で「死にたい」と言ってしまうんだけど、そういうわけでこの日は脳内で死にたい死にたいと連呼しながら帰った。
10/31
夜中に腹痛で目が覚める。何とかふたたび寝て起きると痛みは落ち着いていた。なんなんだ。
仕事に行くと、ハロウィンということでお菓子をもらった。これでわたしもパリピである。突発的に面談をすることになり、今年の評価見込みのフィードバックをもらう。幸い高評価をいただけてなにより。
11/01
また夜中に腹痛で起きる。なんとなくツイッターを見たら、数年単位で姿を消していた方がツイートされていたので思わずDMする。
何とかふたたび寝て起きて仕事に行く。月初のばたばたを無事やっつけ、本屋さんに寄って頼まれた本を買い、ドラッグストアでピンクブラウンのリップも買って帰る。
DMの返信が来た。このブログを通じて知り合った同年代の方なんだけど、結婚出産されていたそうで、幸せに暮らしているとのことだった。うれしさでふくふくとした気持ちでいっぱいになった。
11/02
友人と女子会。気づけば7時間しゃべっていた。とっても楽しくてあっという間に時間が経ってしまったのでびっくり。それぞれ違う立場なので抱えているものもそれぞれ違うんだけど、だからこそ見えることや言えることもあるので、話すのも聞くのもとっても楽しかった。わたしは彼女たちを全力で肯定しているのだけど、彼女たちも全力でわたしを肯定しているのがわかるのですごく居心地がいい。優しくてあたたかな友達とまったりおしゃべりしてブリュレパフェをつついて、最高の休日だった。
この先のことを考えるといろいろ不安があったんだけど、不安に思わず楽しんでいいんだな、と思わせてくれた二人に感謝。