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さらさら録

日々のさらさらの記録

頭に霧の雨が降る

思ったこと

 ここのところ、頭には霧雨が降るようなもやもや感が続いている。そして、涙が止まらなくなるほどの孤独感と焦燥感に苛まれている。その理由ははっきりしているものもあるし、わからないものもある。季節の変わり目でしんどいということは確かだ。
 人生には運気の巡りがあるということはわかっていて、数ヶ月単位でその巡りがよくない。耐えれば好転するのだろうか、それを無邪気に信じることはできない。無邪気に信じるにはあまりにも面倒な人生を生きてきてしまった。夜が来ると、眠って現実から逃げられると思う。そして薬でどうにか寝付くと、臨んでいなかった朝が容赦なくやって来る。仕方がないからカーテンを開けてベッドから出る。そんな毎日だ。
 何しろ頭に霧雨が降っていてぼんやりしているものだから、うまく本が読めなかったり全然短歌が詠めなかったりしている。ベースになる部分が濁っていて、アンテナも鈍りまくってしまっているのだ。おかげで、毎日歌壇に入選したことも人に教えてもらう始末であった。
毎日歌壇:加藤治郎・選 2016年5月16日
 濁った霧雨が降る頭で、とある人の消息を思う。その人とは何度もツイッターやブログで言葉を交わしていた。いつか夏の神宮球場で野球を見ようと言っていた。その人は強い自殺願望を口にしていた。わたしはまた救えなかったのだろうか、それとも何もできなかったことが救いなのだろうか、どちらが正しいのかわからない。
 ツイッターではほのめかしているが、はっきりと病名や現状をブログに書くべきか迷っている。わたしは生きづらい人に寄り添いたいというか、そういう人に「わたしだけじゃないんだ」と思って欲しいと思いながらこのブログを書いているが、しかし病名を公表するということはその先入観を持って見られるということでもある。ただ、はっきり書いてしまったほうがいいのかもしれないとも思っている。書くべきか書かざるべきか、これも数ヶ月ずっと迷っている。
 頭の中だけではなく、外も霧雨が降っている。これから苦手な季節がやって来る。

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