とても素敵な「生物学者のプレパラートシール帳」
わたしはガシャポンが好きである。
わたしは理科の実験が好きである。
わたしは理化学用品が好きである。
わたしはシールの類が好きである。
そんなわたしが思わず見つけてやってしまったのがこれ。
ガシャポン界の異端児奇譚クラブが送る、理科の教科書から飛び出したようなシリーズ。
去年7月発売なのになぜ今ごろ見つけたのか…不覚。
見た瞬間飛びつきましたとも。
透明シールが単語帳みたいに留めてあってとても素敵。
今回出たのは人体組織Ⅱだったけど、本当は微生物・プラナリアか病原菌がよかったなぁ。また狙うか。
これは人体模型を作って120年の京都科学が制作協力している、実際のプレパラートと同じサイズの透明シール。
理科の実験で無駄にプレパラートを撫で回しぱきぱきとカバーガラスを割りハンズに行っては理化学用品の棚に寄ってビーカーやらプレパラートやらシャーレやらのガラス製理化学用品に心を奪われるわたしにとってはある意味夢のようなガシャポン。理科欲を存分に刺激し満たしてくれる。
プレパラートって透明だから重ねると透けるよね…透けて重なると綺麗だなぁと思いながら眺めてニヤニヤしてる。至福。
同封のリーフレットにはちゃんと詳細な解説付き。見てて楽しくてきれいなだけじゃなくて、勉強にもなる。
こういう、大人の科学的なものってどうして心を揺さぶるんだろう。大好き。
このガシャポンの欠点は、せっかくシールになってるのにもったいなくて貼れないところ。
こうして机の引き出しのシールコレクションが増えていってしまうんだけど、そっと引き出しを開けたところに、この鮮やかに染色された細胞組織が透明の上で踊るこのシール帳があったらちょっと素敵だと思うんだ。