朧月、夏の夜
「月が綺麗ですね」なんておしゃれなことを言う相手もいないけど、いやいないからこそ、わたしはひっそりネットにアップするのだ。
誰かに届けばいいな。
公園の近くを歩いていたら、手持ち花火の火薬のにおいが鼻をくすぐって、何十年ぶりかのにおいが懐かしくて愛しくて泣きそうになった。
手持ち花火のキラキラと、次の日バケツに残った無数の燃え殻のかなしさ。
子供の頃、その落差も儚さも合わせて、手持ち花火が密かに好きだった。
大人になった今じゃ、手持ち花火にも打ち上げ花火にも縁のない人生をひたすら生きてるんだけどさ。
そんなわたしでさえもそうっと遠慮がちに照らしてくれる月が好き。
なかなか平日に腰を据えてブログを書けないのはペースに慣れてないせいなのかな。
書きたいことがするする言葉になって出てこないけど、少しずつ書くことができるように練習してかなきゃね。