さらさら録

日々のさらさらの記録

週報 12/1-12/07

12/01

昨日のイベントの疲れおよび低気圧によりこんこんと寝込む。こういう味噌煮込みみたいな日があるのでわたしの週報のムラがすごい。でもまぁ、毎日毎日みっちみちに密度が詰まっていたらそれはそれでたいへんなので、日々のムラもまたありでしょう。

 

12/02

疲れを引きずったまま仕事。新しい業務のメールが届くものの、運用についてのミーティングができないままであった。

時計の針がビビり始めたので忘れずに電池交換に行く。受け取ってすぐ針を3分早めた。この3分がわたしにとってはとても大事で、この3分がなかったらわたしはありとあらゆる電車に乗り遅れていると思われる。今の時計は10年以上前に人生で初めてもらった賞与で買ったセイコールキアなんだけど、デザインもさることながら、電波時計ではないこともあってオーバーホールしつつ大事に使っている。今は電波時計まっさかりになってしまったけど、それでは3分早めることができないのだ。そしてわたしはきっといくつも電車を逃してしまうだろう。

 

12/03

朝出社したら今日から始まる期末面談のスケジュールのメールが届いており、開いたところまさかのトップバッターであった。事前面談があったのでそこでだいたいの話はできていたけど、気づけば時間をオーバーしているのはなぜだろう。面談のようでいて上司の愚痴を聞いていたような気もする。

 

12/04

仕事。新しい業務の運用がざっくり決まり、そのための下準備に追われる。

帰宅後、ひととの行き違いや思い違いで揉めてしまい、悲しくて涙が止まらなくなる。お互いがお互いのことを考えているはずなのに、どうしてこうなってしまうんだろう。

 

12/05

仕事。新しい業務の実作業に取りかかったものの、想定以上に大変な作業であることが判明し休憩になかなか出ることができなかった。休憩に出れない出れないと思いながら作業していたら溶解処理の書類がみちみちに詰められた段ボールを足の上に落とし、すべてがどうでもよくなって休憩に出るなどする。この業務に慣れるまでしばらくよれよれが続きそうである。

帰り、買い物しなきゃと思って途中下車したものの、何を買いに行こうと思ったのか思い出せずしばし駅で悩む。持ち手のラバーが取れてしまったのではさみを買わなきゃいけない、ということを無事思い出す。はさみを買ったあと、よれよれの自分を労ろうとスタバでジョイフルメドレーのティーラテを飲んでいたところ、フードとコーヒーのテイスティングをやっていた。フードはくじで決まるんだけど、なかなか出ないといういちごのケーキを引き当ててうれしい。

 

12/06

仕事。新しい業務の調整などでばたばたする。

夜は会社の忘年会。なんと3時間コース。しかも席のくじ引きで普段つるんでいる人たちのテーブルを引いてしまい、会話が頭上を通り過ぎるのを聞きながら黙々と料理を食べる。わりと料理はおいしかったのが救い。だんだんテーブル移動が始まったら話せるようになってきたのでなんとかなったといえばなんとかなったけど。ときどき話をする人に20代だと思われていてびっくりした。

f:id:negi_a:20191208103643j:image

社会性がないので会社の飲み会が苦手なんだけど、すみっコぐらしのようなメンタルでなんとか乗り切る。結局3時間以上におよんだ忘年会でなけなしの社会性を使い果たした。

 

12/07

ずーっと忘れていた婦人科の検診に行く。ミレーナ装用後半年の検診をすっかり忘れてしまい、1年検診のリマインダーが来てようやく思い出した。それくらい身体に馴染んでいるということではあるんだけど。生理がとにかく軽くなるし(ピルのほうが軽くなるけど)、ピルみたいに毎日飲んだり3ヶ月おきに薬をもらいに行ったりということもないし、ずぼらな人はミレーナを検討してもいいと思う。話がずれた。確実に怒られが発生するよなぁと思いながら行ったところ代診の医師だったので怒られが発生しなかった。やったー。さくさくと診てもらって終了する。

昼から部屋の細かいところの片付けをする。

週報 11/24-11/30

11/24

彦根城に行く。彦根城の手前のお土産屋さんで「ひっこにゃんひっこにゃんひっこにゃんにゃん」と延々繰り返す歌を耳にしてしまい、それが耳にこびりついてしまった。彦根城は山城なので登らなきゃいけないよ、と聞いてはいたけど、日ごろ運動不足かつ足元がおぼつかないわたしにはなかなかのものであった。途中休憩しつつお城に着いたらちょうどひこにゃんの1回目のグリーティングだったんだけど、すごい人だったので諦めてお城の中に入る。

現存天守は階段がすごいぞ、と聞いてはいたけど、ボルダリングかよというくらいの傾斜であった。足元がおぼつかないのでよろよろと上った。上った先はとても見晴らしがよくて、あちこちに色づき始めた紅葉があってとてもきれいだった。鉄砲狭間を見て「こんなに穴開いてたらすきま風ってレベルじゃないんじゃない?」と言ったところ、お城好きの同行者に「戦のときはそんなこと言ってる場合じゃないから」と言われる。お城好きという人種は(この城は)攻めやすいか攻めにくいかという話で盛り上がるらしく、それを聞いてなんとなく腐女子みたいだと思った。ちなみに彦根城は攻めにくいんだそうだ。

上るのに苦労したほどの傾斜の階段を下るのはたいへんに怖く、一段一段えっちらおっちら下る。階段のステップが狭いのがまた怖い。ひざをがんがんぶつけながらようやく下りたところ入城待機列がずらずらーっとできていた。ひこにゃん終わりの人たちなんだろうな、あの階段を思うと入城規制も納得である。彦根城をあとにして、ゆっくりゆっくり石段を下りた。

地上に戻ってクラブハリエのカフェに行く。まだ混雑のピークは来ていなくて空いていてのんびりできた。好きなケーキをふたつ選べるケーキセットをオーダーする。

https://www.instagram.com/p/B5P7_xGguUF/

プレートに美しく盛られていて食べるのがもったいないほどだった。同行者とそれぞれ別のケーキを選んで計4種類食べたんだけど、そのどれもがおいしいこと。わたしはモンブランとフルーツタルトにしたんだけど、味も食感もていねいに組み立てられていてうっとりしてしまった。

ひこにゃんの2回目のグリーティングが行われる四番町スクエアを目指し、夢京橋キャッスルロードをぽてぽてと歩きながらお店を見て回る。伊勢のおかげ横丁っぽさがあって楽しい。四番町スクエアのひこにゃんグリは15分前でも最前列余裕なほどポジ取りの人がいなかった。そしてひこにゃんはめちゃくちゃかわいかった。「きこえなーい」と兜を押さえる仕草のかわいさたるや。耳そこなんかいとも思ったけど。アテンドさんの「連写がおすすめです」というアナウンスに従い連写しまくる。おかげでカメラロールがひこにゃんだらけである。幸せ。

https://www.instagram.com/p/B5P83OkAtuD/

最前列なので座って見ていたんだけど、どこかの子どもさんがわたしのひざを背もたれにしてくつろいでいた。後ろを振り返ってわたしに気づいたのち、少しフリーズしてからものすごい勢いで遠ざかっていった。うんうん、親だと思ってくつろいでいた背中がまったく知らない人だとびっくりするよね。

グリのあとは夢京橋キャッスルロードをふたたび歩いてお昼ごはん。うどん屋さんのメニューに近江牛の握りがあったのでオーダーし同行者とシェアする。

https://www.instagram.com/p/B5P8EiLAdwn/

ずっと噛んでいたいほどのうまみで口の中がいっぱいだった。赤身でもじゅうぶんなほど脂が乗っていて、今日は贅沢しすぎたと反省する必要を感じてしまうほどだった。

そしてお土産を買い、嫌だー名古屋帰りたくないーと言いながら名古屋に帰る。新快速から見た夕焼けがとてもきれいで、同じ車両のひとがみんな夕焼けを見ていた。f:id:negi_a:20191127202604j:image

それにしてもこの週報、日によってムラがありすぎるな。

 

11/25

帰りたいと思いつつ仕事に行くと先輩が急遽休みになっていた。先輩がいないなりに仕事をする。

前日彦根城でぶつけたひざが痣になっていた。タイツの季節でよかったな。ぐずぐずに熟れた柿をスプーンですくって食べるなどする。

 

11/26

先輩が明日まで休みになった中、とりあえず自分の仕事をする。会社が暑くて暖房苦手な民であるわたしは頭がぼーっとしてしまいしんどさがある。

いつもいつもギリギリまで先延ばしにしてしまう駐輪場の更新にちゃんと行く。早々と行く。えらい。

 

11/27

仕事。避難訓練があったんだけど、みんなだらだらーっとのんびり歩いていた。まったく危機感がない。避難訓練が形骸化してるの、わりとよくないとは思う。

呑気症の症状がひどくて、かぷかぷ空気を呑んではけぷけぷ音のないげっぷをして空気を出しまくっていた。胃も腸も張って、胃酸もせり上がってきてとても苦しい。たまにこういう症状が出るんだけど、どうすればいいんだろうな。

 

11/28

仕事。午後から先輩が出社した。なるべくお大事にして欲しい反面、先輩とわたしは明確に職位が違うので肩代わりできる範囲にも限りがあって歯がゆくもある。

この日もやっぱり呑気症がひどく、こっそりけぷけぷ空気を吐いていた。空気を吐いて吐いて、でも唾液を飲むたびに空気を呑むのでそれをまた何とか吐いて、その繰り返しである。胃が風船のようになっているのを感じる。赤ちゃんならお乳を飲んだあとにげっぷさせてくれる大人がいるけど、わたしは自力で空気を吐かなければならない。そうしてわたしは無音でげっぷすることを覚えた。

夜は書店ON READINGでの小坂井大輔さんと戸田響子さんのワークショップに行く。1時間間違えてお店に行く痛恨のミスを犯しつつ、ガストで時間を潰してから向かった。普段顔を合わせている短歌のひとたちではないひとがいっぱい来ていて、みんなでさまざまな読みをわいわい話す時間はとても楽しかった。短歌ってやっぱり楽しいよ、楽しくやっていきたいよ。

 

11/29

仕事。昼休みに徒歩圏内のスタバに行き、ジョイフルメドレーのティーバッグを買う。おまけにミニトートをもらえてうれしい。そのあとカルディでもハーブティーを買った。電気系統の点検のため週末停電する旨のリマインドメールが来たけど、日付が11/31までになっていた。果たして点検は無事終わるのだろうか。

賢いので帰りにみどりの窓口に寄り、明日のきっぷを買った。交通系ICで行けないところに行くんだけど、近距離区間ではないので券売機で買えないのだ。明日の朝みどりの窓口が混んでいたら終わるな、と思い事前に買った。帰り道ひったくりに遭わないかびくびくしながら。

 

11/30

昨日買ったきっぷを持って滋賀県草津市に行く。短歌の友人と合流しておいしいパンを食べたのち、イベントSHIGA TANKAに参加した。滋賀県にゆかりのある歌人5人が集まってのイベントなんだけど、笑いありぶっちゃけ話あり短歌の話も盛りだくさん。トークイベントでは参考になる話や読みをたくさん聞き、歌会ではふだん一緒にテーブルを囲めない方たちと短歌の話をできてとても勉強になった。歌会って読みや評だけでなく、その評をどう表すのかも含めてとても勉強になる。そして毎度うまく評できなかった、好き放題言い過ぎたと落ち込んで帰るのだ。でも今日の会はそこまで落ち込まなくてよかったな。最後の一本締めでタイミングをフライングしてしまう以外は特に目立ったやらかしもなく、短歌ってやっぱり楽しいなぁという気持ちでいっぱいだった。懇親会でもいろんな話をでき、たくさんの方とお知り合いになれて楽しかった。こうしてイベントに遠征すると、そこにはそこの楽しさがあってまたいいな。短歌は、短歌の場は、やっぱり楽しいものであってほしいってしみじみ思うよ。

そして今は名古屋に帰る快速の中。名古屋にはないマネケンのワッフルを草津駅で買ったので、無事名古屋まで持って帰らねば。それにしても二週連続で滋賀に行くって、わたしの人生に今後果たしてあるんだろうか。

 

 

週報 11/17-11/23

11/17

風邪気味だったのでこんこんと寝る。冬の掛け布団を出す。

 

11/18

仕事。全社一斉清掃に駆り出され、河川敷の掃除をする。壊れた自転車を掘り起こし注目の的となる。土がこびりついた麻袋を拾ったんだけど、それを持って会社まで歩くのはしんどかった。でも、天気も気候もよかったので気持ちよくはあった。

河川敷でひっつき虫を大量にくっつけてきたため、会社に戻ってから延々はがす。ひっつき虫は靴ひもにめちゃくちゃ絡みつくことを知った。

 

11/19

前日の筋肉痛にうなされながら仕事。なぜか水曜日の気分というバグが起こる。

帰宅後、時間はたっぷりあってやりたいことややらなきゃいけないこともしっかりあるのに何もできない状態に陥り、早めにお風呂が入って寝た。

 

11/20

曜日勘違いバグは直らず、木曜日の気分のまま仕事する。毎週木曜日にルーティンでやっている仕事をしなかったあたりぎりぎりの理性は残っていたらしい。

帰り道で無性にいら立ちが抑えられなくなる。がんばって抑えたけど、頭を壁にごんごんぶつけたい気持ちでいっぱいであった。そのあとやたらと悲しくなった。我ながら忙しい。

 

11/21

金曜日の気分のまま仕事。木曜日ルーティンの仕事はちゃんとやった。

帰宅後、のんびり爪を塗り直したり週末の用意をしたりして過ごす。今週末はお出かけなのでね。東京文フリではないけど。

 

11/22

金曜日でも土曜日でもない空白の曜日の気持ちのまま仕事。金曜ルーティンの仕事はきちんとやった。

退勤後、18時半に名駅に出ておみやげを買い、そこから電車に乗って19時予約の美容院に行く。入念に出口や動線のシミュレーションをしていたおかげで、最短距離で美容院の予約に間に合わせることができた。ヘッドスパとカットでぼさぼさよれよれの頭が生き返った。美容院の帰りはいつも頭の軽さにびっくりする。頭皮のこりも髪もこんなに重かったのか、と。

 

11/23

信楽に行く。朝ドラ『スカーレット』にハマっているので、というわけではないけど。関西線経由で亀山と柘植と貴生川で乗り換えて向かう。亀山まで黙々と本を読み、柘植まで続きを読もうと思ったら座れず激しく揺れるため立っていることに全神経を注ぎ、貴生川までまた黙々と本を読んだ。信楽高原鐵道に乗り換えるとそこは人がたくさんでようやく座れるほど。スカーレット車両に乗ったけど、人が多くて戸田恵梨香のサインを見ることができなくて残念。

信楽でひとと合流し、ミホミュージアムに向かう。ミホミュージアムのレストランで食べた天ぷらそばの野菜の天ぷらのおいしいこと。特別な農法で作られているだけある。ミホミュージアムがどういう美術館かの詳細はここでは説明しないけど、いろんな意味ですごい美術館だった。建物は美しくて、収蔵品も幅広くて、これが個人のコレクションであったことに驚いてしまう。巨大なペルシャ絨毯の前では思わずぽかんと口を開けてしまった。

そのあと、信楽歌人であるさくらこさんにもお会いし、信楽の素敵なお店や登り窯を見て、スカーレットの丸熊陶業ロケ地にも連れて行ってもらう。製陶所の方にどこがCGでどこが美術さんの仕事なのかといったことを教えてもらい、「へぇー!」とずっと言いっぱなしだった。さくらこさんに何枚かわたしの写真を撮っていただいてとてもうれしい。

https://www.instagram.com/p/B5P5J_UAa7H/

信楽はあちこちにたぬきの置物がいて、さくらこさんによると信楽の人口の10倍ほどのたぬきがいるらしい。信楽駅に降りて見つけた地元のタクシー会社の名前が「たぬきタクシー」だったことにびっくりした。たぬきタクシーの支払いはやっぱり葉っぱのお金なのだろうか、そんなことないだろうけど。信楽駅の巨大なたぬきやホームにひしめくたぬきの写真を撮りそびれたのが残念。

翌日の行き先である彦根に移動して一泊する。

 

 

 

(c)2015 nagisarasa All Rights Reserved.