片方引きこもる
環境が変わってなかなか適応できない中、「土日のうち片方は出かけて片方は引きこもる」という話を聞いた。引きこもる日はどれだけ寝てもいいし、どれだけだらけてもいいし、録画を観たり漫画を読んだりとにかく好きなように過ごしていい。それに罪悪感を持つことはない。ということだった。
これがすごく気持ちよくて、自分ひとりの時間を持つのって自分のためなんだな、と思えた。好きなように寝て、マニキュア塗りながら録画してたアニメを観て、また寝て、漫画読んで、ぬいぐるみを抱っこして、引きこもってとことん自分を甘やかす。この引きこもりセラピーは自分に合ってるみたいだ。
こうして、少しずつ自分にとって心地よいことを見つけていく作業は意外と楽しい。アクティブに休日を過ごす人もいるけど、こうして引きこもるのもまた休日の過ごし方。だって、休む日と書いて休日なんだから。
土日のうち片方は引きこもり。しばらくはこんな感じでやっていこうと思う。
はてな題詠『短歌の目』第11回・9月 秋の深さを測っているのだ
祝・再開!ということで参加します。
題詠5首
1.星
星形のアザが背中にあることを自分以外は知らなくていい
2. 吹
駆け上がる やわらかに吹く風蹴ってどこまでも行けひとりきりでも
3. はちみつ(蜂蜜、ハチミツも可)
さりさりと結晶化したはちみつを口に含めばとろける やさしい
4. 川
流れない川に投げた石たちは静かに沈んでいくだけなのか
5. 秋刀魚
スーパーで秋刀魚の値段を見ることで秋の深さを測っているのだ
テーマ詠「秋」5首
早々と夜が降りてくる季節今日は何して遊びましょうか
「秋という季節はセンチメンタルだ」そう教わった中学の頃
夕方に金木犀が香るとき誰を想えばいいのでしょうか
仲秋という名のインクを吸い上げて万年筆にも季節が満ちる*1
さよならの声もここへ置いていく また迎えに来るから、秋に
気に入った歌があれば引用スターいただけるとうれしいです☆
ではまたお会いしましょう。
まどろむ
お風呂に入るというのは気力体力を非常に要するもので、入ったらさっぱりするとわかっていても疲れているとなかなかに大変な作業となる。
そんなお風呂上がりに髪を乾かしたあと、ごろりとベッドに寝転がってぼーっとするのは至福である。なんならそのまままどろんでしまう。寝てはいけないときにまどろむのは、何と幸せなことだろうか。枕元のぬいぐるみたちも、まどろみを誘ってくる。このまま寝付けたらいいのに、と思うけど寝る支度をしていると目が冴えてしまう。悲しい。
最近こんなことばかり書いている気がするけど、睡眠って大事だとつくづく思う。睡眠のキレや質が悪いとパフォーマンスが低下するし、つまりあまり質の良くない睡眠を続けているわたしはパフォーマンスが常に低下しているようなものである。眠った感のある睡眠がほしい。至福のまどろみとは別に。まどろみは別腹です。